Q.家を建てるきっかけは何でしたか?
A.アパート暮らしだったので広さが欲しいのと元々家をたてたかったんです。
-土地探しに苦労されていましたね。-
いいと思った土地を先に買われてしまったのが2件続いたのもあって今回はすぐに決めました。
土地探しには2,3年かかりました。
Q.家を建てる業者選びはどうされましたか?
A.インスタのハッシュタグでいろいろ検索していた中でハウスステージを知りました。
-何が決め手でしたか?-
土地を探し始めた頃にインスタで業者さんも探し始めていて、
そしたらこれもいいな、あれもいいなと思っていたらハウスステージばかりでした笑
それからホームページも見たりして、やっぱり私はここが好きなんだなと思って。
なので最初からハウスステージで決めていました。
元々大手の工務店で建てる気はなくて、個人の工務店がいいなと思っていて。
-個人の工務店がいいなと思っていたのはどうしてですか?-
打合せのときにスーツをを着た人と打合せしたくないっていうか笑
私の”好き”を伝えるのに頑張っていっぱい写真見せても伝わるのか?と思って。
私のただのイメージですけど、、
-それは初めての感想ですね笑 たまたま作業するのに動きやすいのもあってTシャツだったんですけど笑
ただ今の話だと”私の好き”を理解してくれるのかがポイントですね-
そうなんです。みんな聞いてはくれるけど、分かってくれるのかが大事。
ごく一部な感じがして、、
-それは何か苦い思い出があったとか?-
あ、ないです!笑 勝手な固定概念みたいな感じで、大手さんはここから選んでくださいみたいなイメージがあって、
そうじゃなくて無限に選ばせてほしいというか。
この中から選んで自分の”好き”に近い好きでやるよりも、色んな所を見て好きなものを建てれる方が私にはよくて、、
妥協して”好き”を選ぶんじゃなくて本当に好きなものを選びたいんです。
-それだと注文住宅という言葉には魅力を感じない?-
自分の中のあれやこれやができれば別に関係ないですね。
自分の好きな家が建てれればいいんです。
-おもしろいですね~-
Q.実際に打合せを進めていく中で思ったことはありますか?
A.たまにタブチさんから宿題が出て、いっぱい好きな写真もってきてって。
日本の写真だけでなく海外のも持ってきてほしいと言われて。
それまでカタカナでキッチン、リビングとかのハッシュタグを付けて探していたんですけど、英語で探してみたりして。
自分の一番好きを絶対持ってきてと言われて、、どうやって探せばいいのーって。
宿題が出た時が一番つらくて、、笑
私がヘリンボーンの床に黒い窓枠で、ステンレスのキッチンにしたい!
って言ったら「かっこいいが多すぎる」 と言われて、、
私がおばあちゃんになった時に絶対飽きちやうから、私の”好き”をもっと明確にみたいに言われて、、 あの時が一番つらかったです笑
-ひどい営業マンだね笑-
私の”好き”って何だろう思っていた時に、次の打合せで「正解」って言われたんですよね。
なんでタブチさんが正解決めるのかわかんないけど笑
-確かに笑 私の家なのにって感じですよね笑-
でも「それだね!」って言ってもらえた後の打合せはすんなり進みました。
自分の中でもやりたい事がストンと落ちて。
ここはどうしたい?と聞かれた時もああしたいこうしたいってすんなり答えられて。
そうしたら床はヘリンボーンじゃなくて頑張りすぎない床の方がいいねって。
-そういった提案にたいしてはご納得されましたか?-
それ以降はなるほど!って感じで。
それまでは私が何か言うと突っかかってくる感じで笑
私が違うのかなとか思ったんですけど。
その時すごい分かりやすかったのが、私の来ていた服で例えてくれて。
小花柄のワンピースにスニーカーとキャップを着ていたんですけど、
「その外し!」みたいな。
その時に綺麗だけじゃなくてカジュアルさを入れて、カジュアル綺麗が私の”好き”なんだって、
ファッションで例えて説明してくれて。
それに気づいてからはとても楽でした。
Q.お家の中で特にこだわった部分を教えてください。
A.夫婦ともにLDKの広さだけは共通でこだわっていました。
-それを不満がっていましたよね笑 上棟の時にあまり広さを感じられないって-
そうなんですよ。全然わからなかったんですけど実際に建って家具を置いた時にわかりました。 あ、広いねって。
-なかなか土地の面積的にも限界がありますもんね。-
オープンキッチンにしたのでLDKがバーンと広がっているとお客さんが来たときに一体感が出るというか。
私がキッチンにいてもお客さんと喋れて、今までキッチンに立つのは好きではなかったけれど会話に入れるので苦じゃなくなりました。
オープンキッチンは入っていいですか?みたいな確立された感じがないですし、グルっと回れるのが好きです。
私はお客さんにも好きに使ってほしいタイプなので、自分だけのスペースみたいにはしたくなかったんです。
あと一番悩んだのは洗濯機の位置で、干すスペースが1階部分にないので2階で干すのであれば、2階に洗濯機を
置いちゃった方がいいのかというのは悩んで、正解でした。
(1階に浴室と洗面脱衣室があり、2階に洗濯室を設けた)
-何が正解でしたか?-
洗濯して濡れた服をもって階段を上がるのは大変だから、まだ乾いた服を持って行った方が楽なので。
共働きだと洗濯は絶対夜になるので、お風呂に入って二階に持って行って洗濯して干して次の日には乾いているとう感じです。
サーキュレーターを回して室内干しで夜中に乾いていますね。
Q.お気に入りの場所を教えてください。
A.私はキッチン周りもそうですが、洗面台の所が好きです。
化粧したりするときに落ち着く。
-化粧をするのは好き?-
化粧自体はそんなに時間使わないけど、なんか常にあの状態を保っていて、なんだろう。
自分だけの空間じゃないけど、、
-なんでそう思うのかな-
なんでだろう、、 疲れてるのかな笑
-まじめな話 母親であり妻である時間が大半で、自分自身の時間が少ない人って多いと思うん
だけど。ここがまさに自分の世界観の場所なんじゃないかな。-
そうなのかも。
キッチンは家族のためのものだし、、
-料理とかも言葉を変えると家事みたいになっちゃうもんね。
漫画喫茶とかみたいに閉じられた空間というわけではないけれど、そういう空間があると意外とストレスフリーになったりするよね。-
僕は玄関かな。
-そこ(リビングのソファ)じゃないの?-
寝室以外に自分の部屋があるわけでもないですし、1階のリビングとして過ごしているだけで
、朝まで寝ちゃってたりもするし落ち着くけど。
けっこう広い玄関ですし、きれいだなって。
-画期的ですよね。ホール部分があれだけしかないものね。-
玄関のドアを開けてとりあえず入っちゃえばいいというか。
すぐに靴を脱がなくてもとりあえずみんな家に入れるのがいい。
-雨に濡れてたりして、玄関が狭いとうっとうしかったりするしね-
それもそうですね。
-なかなかあの広さのホールだと打合せでOKもらえないよね笑
でも最初はそれすらもいらないみたいな話してたね-
そうそう。
そこまで必要が無ければ、上がり降りするだけですもんね。
-パパと娘が並んで座れるぎりぎりな大きさだね。
ご主人のご意見は住んでるからこそでる答えで興味深いですね。
間取りの打合せしている時点ではその答えは出てこないね。
玄関入った時広いしこだわっているというかエネルギーを感じますね。黄色だし-
あの黄色実は建てている途中に見た壁と似てて笑
-プラスターボード笑 たしかに似てますね笑-
途中の壁とあまり変わらないねって話してました笑
-ダメダメ笑 いま黄色の壁紙押してってるんだから笑-
一回見ちゃうとそう思っちゃうね
-最初色のある壁嫌がってたよね。-
そう。壁といえば白!って思ってて。
でも壁紙の打合せをしていくうちに白い方に違和感を感じてきて。
-面白いね たぶんそれは海外の写真を見すぎたんだね-
たしかに!そこで違和感持っちゃったんだ笑
-それでいうと洗濯室の壁紙も最高にかわいいよね。床との相性も。-
そう。床かわいい!
壁紙は太陽の色にしたんです。オレンジの。よく乾くかなと思って笑
-今の会話も大事だよね。 太陽みたいな色にしてよく乾くかもっていうのもハッピーだね。
LDKのブルーグレーも貼ってみてから大満足していたね。
もしかしたら一番満足してるかもみたいなこと言ってたね。-
そう。かわいかった! 白にしなくてよかった。
白だときれいすぎちゃう気がして、カジュアルさがなくなっちゃう。
-それって打ち合わせの時にお客様にどう伝えていいかわからないんだよね。
壁に色のある空間をスタンダードとして提案していくのがむずかしい、、-
そうですね。このカーテンに白い壁だともう映画のセットみたいだしとか。
かわいらしさがなくなっちゃう。
海外の写真を見せればわかると思う。
-信頼関係もあるしね。信頼していない人にそんなこと言われてもってなっちゃうよね。
だからタブチファンには伝わるんだけどね。-
いやファンではない笑
Q.これから家を建てる方へメッセージをお願いします。
A.夫:自分たちにアイデアの引き出しはあまりないので、安心しておまかせして良かったかなと思います。
妻:自分の好きな工務店選びを間違えなければ、間違ったことにはならないと思います。
-その工務店を探す方法が分からなかったりもしますよね。-
そうですね。人柄などは打合せしてみないとわからないですものね。
あとは、おじさんなのに梨花の話めっちゃしてくると思って笑
そのあたりから大手の人にはこの話伝わらないんだろうなみたいに思ってました。
だから工務店選びは全然悩まなかったです。