最近、武のリフォーム行動がやばい
チカから見るとほぼ大工だw
家の中も自分で作りながらなんかしている
間取りが決まらず
最近はなぜか先にウッドデッキから
作り始めてる
口数が少ない武はチカにとって
ちょうどいい関係だ
チカの父親は小学1年生の時に
交通事故で死んだ
記憶にある
母の涙
父の遺体
不思議なもので
葬式の記憶は
昔の写真を見るぐらいな
記憶というか
断片的で
そこに心が動かない
でも
小さい時に父が寝る前
絵本を読んでくれた時の
父の体温は覚えている
温かった
そして大好きだった
でも、それだけっと言ったら
それだけ
小さかったからエピソードの記憶が
ほぼない
でも、あの時の体温は覚えている
あの時の部屋の温度も覚えている
そんなチカは高校の友達に
武の話をいっぱいしてしまう
周りの女友達の中でも
大盛り上がりw
だって、ママが恋して
理由はわからないけど
結婚せずに、一緒に住む
それってなんか訳わりで
なんかLOVEだよねーー
ってゴシップ的に盛り上がる
それを仕掛けているのもチカだ
「聞いて聞いて!」
「ママ達まだしてないないらしい・・」
そしたら友達達は
「ないわーーーーー」
って盛り上がるw
チカは今まで
父親の話を友達にしたことがないから
悪い気はしなかったし
どちらかというと自慢したい気持ちの方が
強かったかもしれない
そしたら、友達の1人が何気に
「えーーーー私たちも武に会いたい」
って盛り上がった
チカは「おもしろそーーーー」
って同調してしまった
が、そう、、、
後悔した、、、
深く、、、、、
武になんて言おう
娘ではない他人の友達に会う理由はない
それもなんていうんだ
私・・・
「友達に会ってくれる?」
「私の家ではないけど、友達呼んでいいい?」
「あっレンタル料払うから、この家に友達呼んでいい?」
あれこれ考えた、、、
冷静に私は武にとって他人だ
その日の夜、いつものように
3人で夕ご飯を食べた
チカは勇気を振り絞って聞いた
「武、友達をこの家によんでいい?」
そうすると詩織が
「ダメよ、まだリフォーム前だし汚いし」
「それより、武に迷惑だよ」
「だよねーーーー」
ってチカが笑って言うと
武は
「2週間後でいい?」
「えっいいの?」
とチカが聞くと
「なんで、家族でしょ」
とぼそっと答えた
チカはびっくりした
びっくりしたのは
一瞬で、この食べてる食卓が
温かく感じたからだ
築40年の古い家の
愛にそっと包まれた
そう
家族に包まれた
家族に包まれるって
温かいって思った
そしたら、ちょっとだけ泣けた
そして、横を見たら
詩織がどうしようもなく
号泣していたのは、
完全に笑い話だ(笑)
家のリフォームは
少しづつ進んでいる
間取りはまだ決まっていない
でも、それから2週間後
ウッドデッキだけはできた
チカの友達が4人
グランピングごっこができる
ウッドデッキ
プロジェクターも付いている
美味しい料理を武が作ってくれた
ウッドデッキでみんなで食べた
友達も大興奮
「すごいねーーー」
「チカのお父さん!!!!」
もちろんチカは
「でしょーーーーー!!!」
って強く答えた
つづく
【タブチ考察】
最近、日経新聞で拡張家族について細かく書いてありました。
血のつながっていない家族を拡張家族と呼ぶようです。
先日、あるワークチームが仲良くて、みんなはどんな関係なの?って聞いたら、家族って感じかもですーーって答えられました。
ある男子と女子のパートナーも同様に答えた2人もいました。
【普通】という言葉に縛られていて、幸せな時間を逃してしまっているような気がします。
今回のウッドデッキは人と人が繋がる場になったと思います。
家族が一緒に食事を頂く場、女子高校生がグランピングごっこをして笑いながら楽しむ場。
秋の夜空・月・虫の音なんかを感じ、人と人が繋がる場。人は1人では生きていけない。
人を家族を感じる空間を作り続けたいです。
株式会社house stageでは、貴方様らしさを追求した家づくりを行なっております。
名古屋・京都・大阪で新築・リフォームご検討の方は是非ご用命くださいませ。
全国でも設計提案も行なっております。
タブチ キヨシ
【間取りのポイント】
これからリフォーム開始です!みなさまのご意見を取り入れたいと思っております!
一緒に妄想しましょう!
【フィクションです】
この小説はフィクションでありますので、打ち合わせに設計士がいません。
また耐震検査をしているわけではありません。
今回のリフォームの間取りは※筋交いは外さない※外壁は触らない※引き戸はアウトセット と想定させて頂いております。
リフォームする際は、必ず設計士様にご相談してください。
もちろん名古屋・京都・大阪の方はタブチまでご連絡くださいませ。