香川県三豊市の家 第8話 うんうんうんうん <短編間取り小説>

 

詩織は困っていた

どうやら
武のことがだいぶ好きだ

細みで色白の言葉少なめの39歳の男に
ときめく40歳

 

少々恥ずかしい
いや、世間にバレたくない

世間と言っても、チカと武だけど、、

言葉少なめの武の言葉に敏感になる

もっと武と話がしたい
武が何を考えてるのか
何がしたいのか
どんな幼少期を過ごしなのか
もっと知りたい

 

武の好きな食べ物も知らない
武の好きな映画も知らない
前の奥さんってどんな
タイプだったのかな?
綺麗だったのかな?
可愛かったのかな?

ずっと武のこと考えてる

 

でも、バレたくない
40歳の女がときめいていることを・・

それでも、言葉に表れることがある

「詩織さん今日夜一緒にご飯食べれる?」
と武に聞かれると嬉しすぎて、

「うんうんうんうん」
「OKOKOKOK」

って同じ言葉4回連呼する

 

で、あっ嬉しすぎて4回返事してしまったと
気づき詩織は慌てて、何もなかったように
忍足でその場を去る

 

先日も、家で料理する武の包丁を持っている手に
見惚れてたら、
普通に武が「何?」って聞いてきて
詩織は
「なんでもない」
「なんでもない」
「なんでもない」
「なんでもない」
とまた4回返事をして
またそっと忍足で
その場を去る

 

その場を去った詩織さんを見て
武は横にいたチカに聞く
「なんか詩織さんおかしくない?」
「最近同じ言葉を4回連呼するんだよね」
「不思議だよね」
と、、、
そしてチカが言う
「武は分かってない」
「あー分かってない」
「はー分かってない」
「もー分かってない」

そしてチカは足をどんどんさせて
台所を出た・・

 

リフォームの間取りだが
結果、寝室は武と詩織は一つの部屋になった

詩織は
「武の当初の要望だからしょうがないと言った」
(もちろんニヤニヤを必死に隠しながら)

小部屋が欲しいと言っていた詩織のために
武は、詩織籠り部屋もしっかり作った

武は
「自分の居場所があるとホッとするから」
「だからここの空間は詩織さんの空間」
「僕はキッチンに立ってることが多いからそこがいい」
「時々1人、いつもは一緒がいい」

詩織は
武のボソボソ言う言葉にときめき
愛ある家に包まれ
武の愛ある言葉に包まれ
幸せを感じる
「この人と人生をゆっくり歩きたい」

 

リフォームの間取りが少しずつ決まってきた
まだ、リフォームが終わったのは
ウッドデッキだけど
水まわりと寝室だけは案が決まった!
あと少しで間取りが決定する!
詩織はものすごくウキウキしていた

 

ただ1ヶ月後、
詩織は思いもよらぬ武の発言に
驚かされることはまだ知らない・・・・

 

つづく

【タブチ考察】
夢のマイホームという言葉は30歳前半だけの言葉ではないと思います。

タブチ自身が49歳になって、新たな理想な家を創造することが本当にあります。

50歳になっても60歳になってもそんな夢のマイホームってあるんでしょうね。

家づくりは1回だけで終わらせるのはもったいなーっても思います。

子供達が大きくなり成長し、私たち40代50代も人生を経験し、まだまだ長い人生をどんな風に暮らしていくか考えると夢があります。

そんな思いを武と詩織さんという結婚しない2人の人生を間取りで表現し物語にするのは、タブチはとても幸せです。

株式会社house stageでは、貴方様らしさを追求した家づくりを行なっております。

名古屋・京都・大阪で新築・リフォームご検討の方は是非ご用命くださいませ。

全国でも設計提案も行なっております。

 

タブチ キヨシ

 

【間取りのポイント】
これからリフォーム開始です!みなさまのご意見を取り入れたいと思っております!

一緒に妄想しましょう!

【フィクションです】
この小説はフィクションでありますので、打ち合わせに設計士がいません。

また耐震検査をしているわけではありません。今回のリフォームの間取りは※筋交いは外さない※外壁は触らない※引き戸はアウトセット と想定させて頂いております。

リフォームする際は、必ず設計士様にご相談してください。

もちろん名古屋・京都・大阪の方はタブチまでご連絡くださいませ。

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