香川県三豊市の家 第3話:匂い<短編間取り小説>

居酒屋 徳さんは混んでいた

ランチをする居酒屋は近所では
珍しく、会社員や作業員
あと小さい子連れの人もいる

小さい店に15人ぐらいが
詰まっている感じ

 

たぶん三豊市で1番密度が高く
詩織はぶどうの一粒に
なった気持ちになった

ただ、ぶどうほど爽やかな
感じはなく
むしろ、すき焼き鍋状態かも
しれない(笑)

 

そんな中、汗だくな
佐山急便のポロシャツを着て
女性1人でいる

たぶん、私目立ってる(笑)

厨房を見ると店長らしき人と
あと1人いる

 

確か武だ

私の1つ下で小中学と同じだったが
喋ったことはない

なんとなく知っている程度で
相手は私のことは知らないだろう

身長は・・180センチはあるかな
無精髭があり細くて白い

 

真っ黒に焼けた
私が横に立つと
しまうまの柄か
横断歩道か
オセロになるだろう

武はかっこいい男の部類なんであろうか?

????

 

男がかっこいいとか考えている私は
どうかしてる

朝のチカのせいだ

「ママもまだまだ女だから」

まだまだとはなんだ、、

 

武は器用に定食のお盆を2つ持ち
狭い店内を上手に動いている

もうすぐ私の
南蛮定食が来る頃だ

ここの南蛮定食は美味い!

タルタルソースがやばい
濃厚で全部を凝縮している
タルタルソースが美味すぎる

 

隣のおじさんが
そのタルタルソースに
ソースを足しているのを見て
「やめて!」って声を
かけそうになったぐらい

武が私のテーブルに
南蛮定食を持ってきた

 

おまちどうさんです・・

と、テーブルに置きかけた時、
床に置いてあった、私のカバンに
気を取られ、武が少しだけ
よろついた

 

少しだけ武と詩織の腕が触れた

武は何もなかったように
「あっすいません」
と、軽く言って厨房に戻った

もちろん
謝る行為ではないし、
本当に少しだけ触れただけだった

 

詩織も何もなかったように
南蛮定食を食べた
とても美味しく
満足げにニコニコ食べた

そして、
誰にも気づかれないように
自分の匂いを嗅いだ

つづく

 

【タブチ考察】
私は住宅デザイナーであって、良いお家をお客様にご提供するのが仕事です。

なんで恋愛小説家になってるねーん!ですよね(笑)。

でも、こういう感情や感性って住宅デザイナーって必要と思うのです。

house stageの昔のお客様で、見た目可愛い妻さんが、壁にアイロンを掛けるための棚を造作で作って欲しいって

要望を言ってきたのですが、そのあと、横で夫さんが「アイロンなんてかけたことないやん」って突っ込んだです。

そしたら、その妻さんが、真っ赤な顔して、「これからはするの!」って笑いながら言って、そしてみんなで笑って、

そして、ではどうするか?夫さんと妻さんとタブチで考えたんです。

もちとん夫さんもアイロンを掛けること前提で。

人はコンプレックスや癖や習慣があり、その全てをシェアできるのは、一緒に暮らす家族であり、

そこさえを許すこと・愛することは幸せの1つと思うのです。そして、可能であれば、失礼がない程度に、

そのご家族の一員に慣れたら、タブチの頑張りにもつながるのです。詩織が最後、自分の匂いを嗅ぐシーンを想像すると、

なんか愛おしいですよね。

株式会社house stageでは、貴方様らしさを追求した家づくりを行なっております。

名古屋・京都・大阪で新築・リフォームご検討の方は是非ご用命くださいませ。

全国でも設計提案も行なっております。

 

タブチ キヨシ

 

【間取りのポイント】
これからリフォーム開始です!みなさまのご意見を取り入れたいと思っております!

一緒に妄想しましょう!

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