2016 年に豊田市美術館で
「ジブリの立体建造物展」
が開催されていて、その際
千と千尋の神隠しの「油屋」
の模型が展示されていて
明治時代の擬洋風建築を
さらに発展させたような
外観に見入ってしまいましたが、
©Studio Ghibli
こちらの建物を考える際に
道後温泉の宿や東照宮、
目黒雅叙園などを参考にして
作りあげたという解説があり
さらにほかのジブリの建物も
参考にした建物があり、
その建物を美術スタッフが
スケッチ合宿にいって
参考資料にしていたと知り
以前からジブリの建造物は
どれも個性的で印象的だな~
とは思っていましたが、
実は単なる空想という訳ではなく
建築家の藤森照信さんの解説に
よると「姿形はとても空想的なのに
、間取りや構造や材料や細かい造り
を見ると、用途や力学まで理解した
うえで想像力をはばたかせている」
ということで、
「お金と時間さえかければちゃんと
出来る ― 見る人にそう思わせる
ちからがあるのです」
と解説されてみえました。
ちゃんと構造的なところまで
考えて仮想の建築物を考えてるって
すごいですよね。
あれから 6 年、
今年 2022 年 11 月 1 日
ジブリパークがオープンします。
ハウルの動く城も再現される
ようです。
©2022Studio Ghibli
まさに「お金と時間をつかえば
ちゃんとできる」 ですね。
楽しみです。
追伸
ホテル アドリアーノも
どこかで再現してほしいです。